あやな 10代・女性
今、合唱部に所属してるんですけど、元々地声が低いのか先生に柔らかい声質だね!と言われます。声優志望なんですけど、柔らかい声質でもマイクにちゃんと声は入るのでしょうか??こういう声質の人がむいてるなど、教えていただきたいです!
最近は、マイクの性能が上がっているので、どんな声でもマイクには入ります。
でもやはり、
『声優に向いている声』『声優に向いていない声』は、
あります。
発声に関しては、ぜひ坂井さんの動画を見てください。
「発声練習=腹式呼吸だ。」
「喉は使うな。お腹から声を出せ。」
「大きな声を出しているうちに声はよくなる。」
という指導を受けた人も多いと思います。
僕が発声の勉強をして&レッスンでいろんな生徒を見て、
『本当の良い声』『声優に向いている声』だと思う声は
『マイクに乗りやすい声』を持った人だと思います。
じゃあ、マイクに乗りやすい声ってどんな声かというと、
『声帯の閉鎖筋が強い人』だと思います。
声帯とは…?
→喉の奥にある2枚のひだです。これを振るわせると声が出ます。


閉鎖筋とは…?
→声帯を振るわせるための筋肉のことです。
(この辺の詳細は別の機会に話しますね。)
喉も筋肉なので、運動と同じように
最高のパフォーマンスをするためには鍛えないといけません。
ただ…鍛え方が難しいので、自己流でやると痛めてしまう可能性があります。
できるなら、うちの発声講師の坂井さんのように
きちんとフースラーメソードを習得した方に教えてもらうと良いです。
そうは言っても、まだ習えないという方には…
ぼくは『エッジボイス』を勧めています。
このエッジボイスがうまくできない人は、声帯の閉鎖筋が弱い人です。
つまり、マイク乗りの悪い声です。
『閉鎖筋が弱い人の特徴』
・息声と言われる
・声を張るとしっかり声は出るけれど、声を抑えると音にならない
・ロングトーンが苦手
・声が裏返りやすい
・長いセリフを読むと息が続かない
今は『エッジボイス』と検索すると、いろんな方がやり方を教えてくれているので、検索してみてください笑
閉鎖筋が強くなると、
・マイク乗りのいい声になる
・声量がアップする
・小声で喋っても声が響くようになる
・表現の幅が広がる
などメリットがたくさんあります。
これを教えた生徒さんで、早い人だと1週間で声がガラッと変わりました。
ただ、自分でエッジボイスができてるのかどうかの判断ができないと、なかなか習得できません。
そういう人はとにかく、耳を鍛えて、音を聞き分ける力をつけるところからスタートした方がいいと思いますよ。
発声練習は地道ですが、絶対力になります。
ただ長時間やりすぎると喉を痛めてしまうので、
短時間の練習で毎日やるのが効果的ですよ。
では、頑張って!
日向に質問や相談をしたい人はここに送ってね。
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